ランニングレポート第3弾!今回は、2023年(令和5年)1月1日に開催された『第60回 東近江元旦健康マラソン』の大会レポートを行います。
大会情報
大会の歴史は第1回大会が開催された昭和38年に遡ります。「一年の健康は元旦にあり」をキャッチフレーズに、スポーツイベント参加への換気と健康への意識付けに役立てるため毎年開催されてきました。新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、2021年と2022年の開催は中止となっていました。実に3年ぶりの開催であり、節目となる60回目の大会で、元旦開催としては今回が最後の大会ということでした。
今後は大会名称や日程を変更し、マラソン大会そのものは今後も開催される予定です!
会場
東近江市総合運動公園 布引陸上競技場および周辺道路
種目
部門 | 種目および参加条件等 | 距離 |
1部 | 一般男子(40歳以上)の部 | 10km |
2部 | 一般男子(39歳以下)の部 | |
3部 | 高校男子の部 | |
4部 | 一般女子の部(高校生を含む) | |
5部 | 一般男子の部(高校生を含む) | 5km |
6部 | 一般女子の部 | |
7部 | 高校女子の部(中学生を含む) | |
8部 | 中学男子の部 | |
9部 | 中学女子の部 | 3km |
10部 | 小学男子の部(3年~6年) | |
11部 | 小学女子の部(3年~6年) | |
ジョギングの部(小学生以上) |
全体の募集人数は1,400名。私は10kmの部に出場しました。今回は3年ぶりの開催ということでしたが、地元ランナーをはじめ他府県からのエントリーも多く、1,000名以上のランナーが出場されていたようです。
参加料
一般男子・女子 10kmの部・・・・・2,500円
一般男子・女子 5kmの部・・・・・2,000円
高校生以下及びジョギングの部・・・1,000円
コース
メイン会場の布引グリーンスタジアムを発着点とし、周辺の住宅街を巡るコースです。丘陵地帯のため、10kmの部に関しては標高差37mの中でアップダウンを3回繰り返します。マラソン愛好家の中には「平坦なコースでないからこそ、走り甲斐がある」というように、ハードなコースに魅力を感じるランナーもいらっしゃるようです。
大会の振り返り
大会参加は2022年10月のびわ湖高島栗マラソン以来です(その大会のレポートは過去記事にてまとめています)。本来なら大会出場に向けて計画的に練習するタイプの人間ですが、今回は諸事情により1ヶ月前からほとんど練習することができず、ぶっつけ本番のレースになりました。
事前情報でアップダウンの多いコースとは聞いていましたが、実際に走ってみると想像以上に足腰への負担があり、練習不足と体力の衰えを感じました。
スタジアムを出てコース序盤は下り坂が続きますが、4km付近から一気に上り坂になりました。3km地点から左膝が痛みだし「あ~、やっぱり無理かも・・・とりあえず給水地点まで頑張ろう」と思ってペースを落として無理せず走ることを心がけました。給水所で少しリカバリーした後、「新年早々あきらめたくない!行けるところまで走りきろう!」と奮い立ち、歩みをとめずに一歩一歩ゴールに向かって進んでいきました。7~8km地点からは右膝まで痛み始め、完全に練習不足を自覚しました。一方で、沿道では近隣住民の方が手袋やマフラーをしながら、「頑張れ~!」とランナーに声援を送っておられました。また、ゴール付近の会場では先に完走したランナーが「あともうちょっと!ファイト!」とエールを送ってくださりました。真冬の寒い中、笑顔で応援してくださる方々の姿を見て、「やっぱりマラソンって最高だなぁ」としみじみ感じながら無事にフィニッシュ地点まで辿り着くことができました。(ゴール後はまともに歩けないくらいの膝痛でしたが・・・笑)
さて、レースの記録はというと・・・
自己ベストにはほど遠いタイムでしたが、今回は久々のレースであり、完走できたこと自体が目標達成に値すると感じました。
ちなみに、今回のタイム測定は“計測用モノタグ”という物品を使用しました。写真のように、輪っかを作って靴紐に通して取り付けるという物です。紙のような素材であり「破れないかなぁ」と思いましたが、以外と丈夫でした。幅があるので靴紐の調整しづらさは否めない感じがしましたが、レース中に特に気になることはありませんでした。
参加賞
大会記念品・・・例年の参加賞は確認できませんでしたが、今回はタオルと缶バッジでした♫
まとめ
初めて出場した大会でしたが、一般市民ランナーとしては走りごたえのあるコースで、沿道の声援の力強さや温かさも感じることができ、マラソンの魅力を再確認することができました。また、大会出場に際しては体調管理や日々の練習など、事前にしっかりと準備して臨むことの大切さを改めて感じました。今後も無理のない範囲でトレーニングを継続しつつ、市民マラソンの楽しさを満喫できるように色々な地方の大会に参加したいなと思いました。
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