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第16回富士山麓トレイルランに参加して

仕事や勉強ばかりでは息が詰まりますし、たまにはリフレッシュも必要ですよね!というわけで、今回は看護系の記事から一変して、ランニングイベントの報告です。

今回、参加した大会は2022年10月1日に開催された『第16回富士山麓トレイルラン』。なんと人生初のトレイルランです!今までに市民マラソンへの出場経験はあるものの、コロナ禍で約3年ほど大会参加から遠ざかっていました。さてさて、果たして結果はいかに・・・

大会前日に出発し、慣れない新幹線やローカル電車・バスを乗り継いで辿り着いた河口湖駅。ここから、1日目の宿泊先である民宿に向かいます。

【9月30日】

この日お世話になったのが、大会公式サイトの宿泊予約から申し込ませて頂いた『ヒューマンビレッジ』です。富士河口湖町勝山民宿組合の協力のもと、地元の各民宿で大会参加者を受入れてくださっています。少し調べてみると、富士山のふもとでの修学旅行や団体合宿の際にセミナーハウスとしても活用されているようです。

私は1泊朝食付きで予約していた為、本来は自分で夕食を準備しなければなりませんでしたが・・・

バスの乗り継ぎに失敗し、チェックインが大幅に遅れた私を温かく迎えて下さり、オーナーさんのご厚意により追加で夕食を用意して頂けることになりました!!ありがたや~!

しかも、地元の新鮮な食材をふんだんに使った手料理の数々!目の前には想像以上の品数が運ばれきてビックリ!!

どれを食べてもおいしくて、大会前日ということを忘れてしばし食事を堪能していました☆

ヒューマンビレッジさん、この度は本当にお世話になりましてありがとうございました!!

【10月1日】

いよいよ大会当日です。ヒューマンビレッジからメイン会場の小海公園までは徒歩約10分。前泊すると余裕を持って行動できますね。実は今回、遠方から参加する友人(A君)と会場で合流することになっていました。朝食を食べていると、「渋滞でバスが1時間以上遅れている」とA君から連絡が・・・「えっ、マジですか~⁉(心の声)」

出走時間に間に合うかどうかハラハラでしたが、スタート地点への移動10分前にA君が会場に到着。ギリギリセーフ!(正直諦めかけていましたが、A君を見つけて一安心。一年半ぶりに再会したことも忘れて急いで出走準備を手伝う私でした 笑)

メイン会場の小海公園と河口湖

ここからスタート地点の羽根子山まで15分程度歩いて移動します。階段をひたすら登るので、スタート前からすでに息切れと足の疲労感が・・・さっそくトレランの洗礼を浴びました。

コースマップと高低図

コース高低図

私とA君はショートの部(約10km)に出場しました

レースの振り返り

今回の大会にはトレラン初心者も多く参加していました。フルマラソン経験がある私にとって、10km程度は余裕だろうと高を括っていましたが、トレランの世界はそれほど甘くありませんでした。舗装されたロードとは異なり、山道は起伏が激しくて、ロープを使わないとバランスを崩しそうになる急勾配もありました。コース前半は登りが続くため、ゆっくりと登って体力を温存し、後半に巻き返す戦略で挑みましたが、実際には登りと急な下りで脚力を使い果たしてしまい、6~7km地点で早くも筋肉痛に襲われました。

スタート地点の羽根子山から望む河口湖
スタート直後から登りが続きます
コース途中で見えた富士山

前半は景色を楽しむ余裕があり、足和田山(五湖台)で写真を撮ったり、すれ違うロングコースの走者に声援を送ったりしていましたが、後半は足が上がらなくて転けそうになるのをひたすら耐えて、一歩ずつゴールを目指しました。(そういえば、A君はどこだろう?もうゴールしたのかなぁ・・・)

山道を抜けて舗装路に出たところでゴール間近のアナウンスが聞こえました。

想像以上にハードな道のりでしたがなんとかゴールすることができました。記録は1時間28分46秒(グロスタイム)。ちなみにA君は私より5分ほど先にゴールしていました。初参加でしたが、二人とも怪我なく完走できたことが何よりでした。

天候にも恵まれ、大会運営スタッフの方々のご尽力により、スタートからゴールまで気持ち良く走ることができた大会でした。

メイン会場の小海公園に帰ってきました

ショートコースは西湖民宿村がゴール地点であり、ゴール後は送迎バスでメイン会場まで戻ってきました。

参加賞としてマグカップ、完走賞として山梨県の郷土料理“ほうとう”を頂くことができました♫

参加賞&完走賞

さて、走った後は疲れを癒やすべく温泉へ・・・
2日目の宿は『若草の宿 丸栄』です。来館すると、さっそく客室担当の方による親切丁寧なおもてなしを受けました。

抹茶とお饅頭のおもてなし
貸し切り展望風呂からの眺望
湯船からの眺めも最高です

さぁ、温泉に入った後はお待ちかねの夕食の時間です!

わぁ、スゴイご馳走の数々!客室担当の方から料理の説明がありました。堪能な日本語で気付きませんでしたが、お話を伺うとネパールの御出身とのこと。中学時代の生徒会活動でネパールの学校と交流があった私達二人にとって、不思議な縁を感じた瞬間でした。

季節は食欲の秋!滞在先はフルーツ王国やまなし!
ということで、まずは果実酒で乾杯!

私事ではありますが、ここ数年はコロナ禍のため旅行らしい旅行には行けていませんでした。久々の旅と温泉、豪華な料理で心も体もリフレッシュ♫ランニング好きなお宿のスタッフさんとのプチトークもあり、やっぱり旅って楽しいなと心から感じました。

まとめ

記念すべき初参加のトレラン大会、学ぶことが沢山ありました。山道の走り方やレース運びなど競技としてはもちろんのこと、日々の過ごし方についても振り返る貴重な機会となりました。日頃、仕事で頭を使い考えることばかりが日常化してしまいがちですが、トレイルランを通して大自然とふれあうことができ、「感じる心」を呼び覚ますことができたような気がします。まだまだ先が見えないご時世ですが、今後もコロナ対策を継続しつつ、地方のいろんな大会に出て自然や人との交流を深めていきたいと思いました。

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この記事を書いた人

総合病院の一般病棟で働く看護師です。
日々の自己学習や趣味の記録としてブログを活用しています。

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